看護師の給与でよくある問題点としては、労働時間の長さに対して給与が低い点です。
看護師の労働時間はシフト制だとしても、シフトが終わればすぐに終了できるものではありません。
引き継ぎがあったり、トラブル対応があったりして、延びることはよくあります。
しかし、ほとんどの場合、業務としては扱われないでしょう。
そのため労働時間が延びても、賃金が発生しない傾向にあります。
特に夜勤などは時間の長さに比べて、手当てが少ないということが多くあるでしょう。
このような問題の改善案としては、賃金交渉を団体で申し込むことが考えられます。
働く看護師が多い職場では、団体交渉は有益な手段です。
看護師の意見を伝えることができれば、経営側が対応してくれることがあるでしょう。
また、個人で賃金交渉することも役に立ちます。
経営者や経営に関わる人たちに交渉すれば、賃金アップは夢ではありません。
賃金交渉に失敗したときのことを考えて、転職も視野にいれておくと良いです。
転職をすると分かれば、病院側が引き留めのために賃金交渉に応じてくれるかもしれません。
他に問題としてあるのが、経験年数の低い看護師の給与が低い点です。
経験を積めばそれなりに高くなる可能性はありますが、スタートの時点では低く設定されていることが多いです。
この問題の改善案としては、昇給の約束を取り付けることでしょう。
年数が経過して、賃金が上がると分かれば仕事を続けられます。明るい将来があれば頑張れるのです。