医療業界で働く看護師は、社会的に非常に重要な役割を果たしています。
現場によっては人の生死を分ける場面に遭遇することもあり、精神的に大きな負荷がかかる仕事でもあります。
そんな中、労働の負荷に対して給与が十分ではないと不満を感じる人もいます。
給与の満足度は、モチベーションを維持したり高めたりする上で大事な要素となります。
今後、どう頑張っても給与アップの見込みがないようなら、転職を考えることも有効な手段です。
転職をして給与を上げるためには、まず自分のキャリアやスキルを見直す必要があります。
キャリアやスキルを見直す際、専門性を高めて人材としての市場価値を高める方法があります。
専門性を高めたいなら、興味ある診療科目を絞って臨床経験を積んだり、医療機関以外の職場で働いたりすることをおすすめします。
医療機関以外の職場の選択肢には、製薬会社・介護施設・保育園・学校等があります。
医療機関以外の職場では、看護師の専門知識のみならず、連携業務や事務作業といった能力が求められます。
こうした場所では、専門知識を持った他職種の人たちと関わることになるため、自分の視野を広げることができるでしょう。
もし、職場問わず、確実に給与アップを目指したいのなら、認定看護師や専門看護師といった資格を取得するのが賢明です。
ただ、資格を取得するとなると、人材を育てるマネジメントも任される傾向にあるため、その覚悟を持った上で挑戦するようにしましょう。